今回紹介するのはHearts of Iron IV(HoI4)に国際武器市場の要素を導入するMod、
International Arms Market
です。
International Arms Market 概要
内容は記事執筆時のものとなります。
最新の情報はMODページにてご確認ください。
武器売買可能になる市場を導入するMod
International Arms MarketはHoI4に武器の売買を行う国際市場を導入するModです。
Modを導入すると
- 市民および政治力を使ってゲーム内に登場するほぼ全ての武器を購入したり、機器の販売が可能となる
- マイナー国用にいつくかの「決定」と国家精神を導入する
- AIもこのModの機能を使ってくる
といった内容がゲームに導入されます。
武器売買について
武器購入の流れは次のようになっているそうです。
- 他国から武器を購入するためいくばくかの政治力を消費する
- 一定期間2~3の民需工場を使ってその武器が製造されるのを待つ。
またこの期間中は武器の売り手は民需工場といくばくかの政治力を受け取る - 支払いが完了すると工場が返還され、武器が配達され、売り手との関係性と貿易の影響力が向上する。
- AIはプレイヤーの工場から武器を輸入するかもしれません。
なおAIがこの機能を使うかはゲーム内でON/OFFにできるようです。
また国際市場にある武器は任意の売り手の工場から直接市場向けに製造・配送されるため、備蓄から機器を失うことはないとのことです。
武器を購入できるのは平和な状態の国、あるいはプレイヤーの陣営で戦っている国のみからとなります(敵対国はダメ)。
武器ごとの売り手は次のようになっています。
- 歩兵武器:全ての主要国、チェコ、ポーランド、中国
- サポート装備、トラック、列車:イギリス、ソビエト、アメリカ、ドイツ。列車は制限なし
- 廃止されたライフル、大砲、洗車、飛行機、船:制限なし
- 自走砲、対空砲、対戦車砲:全ての主要国、チェコ、スウェーデン(対空砲のBoforsのみ)
- 軽戦車、中戦車、重戦車、主力戦車:全ての主要国、チェコ、スウェーデン、ポーランド、ハンガリー
- 戦闘機、爆撃機、近接航空支援機:全ての主要国、チェコ、ポーランド、ユーゴスラビア、ルーマニア、オランダ
- 輸送船、駆逐艦、巡洋艦:英国、イタリア、米国、日本、ドイツ。輸送船については制限なし
プレイヤーは戦車、ライフル、大砲、対空砲、対戦車砲を販売したり軍需工場や造船所を貸し出すことが行なえます。
マイナー国向けの要素
戦車、ライフル、飛行機を販売した場合、プレイヤー国がマイナー国であれば産業を押し上げるための国家精神を得ることができます。
またマイナー国には次の独自の「決定」が盛り込まれます。
- 外国人アドバイザー:計画、塹壕、設備の取得率などを強化する
- 外国の設計と工場ライセンスの取得:ライセンス設計が大幅に強化されAIが要求を受け入れる可能性を高める
- 戦車の切り替え:旧式の戦車を切り替える際の装備のバリーエーションが増えます
International Arms Market 注意点
互換性とDLCについて
製作者様によるとInternational Arms MarketはHoI4の有料DLCである
Hearts of Iron IV: Waking the Tiger
が必須とのことです。
というのも武器売買の支払いシステムにWaking the Tigerを使うため、もしない場合は輸入が無料になってしまうとのことです。
また
Hearts of Iron IV: Death or Dishonor
を戦車切り替えの決定に関して使用し
Hearts of Iron IV: Man the Guns
がない場合は中型戦車と重戦車2つのみが輸入できるとのことです。
ModページではDLCはHearts of Iron IV: Waking the Tigerのみが必須とされていますが、このようにInternational Arms Marketの機能をフルで活用するのであれば各種有料DLCが複数必要となりますので、導入へのハードルはやや高いといえます。
併用必須Mod
特に無いようです。
併用推奨Mod
特に無いようです。
International Arms Market 導入方法
Steamのワークショップ経由で導入します。
Modページ内の[+サブスクライブ]ボタンをクリックし、
ダウンロード後にHoI4のランチャーを立ち上げModを適用させてください。
感想・まとめ
HoI4に武器売買の国際市場を導入するMod「International Arms Market」を紹介しました。
武器調達の可能性が広がりそうなModですね。
ただし要求されるDLCが複数あるので、フルに楽しもうと思えばリアルな金銭的な要求もそれなりにありそうです。
DLCはもう持ってるという方は遊びの幅が広がりそうです。
AIはこの機能を使えないようにすればゲーム難易度の調整にも使えるかもしれません。
[画像引用元:Steamワークショップページ]