HoI4 開発者日記 第224回 テレメトリー 2020/10/21

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更新情報

Hearts of Iron IV 開発者日記 第224回目を紹介。

今回は毎回新規DLC発売等の大型アップデートの際に公開される、HoI4プレイヤーの統計データ紹介記事となっています。

https://forum.paradoxplaza.com/forum/threads/hoi4-devdiary-telemetry.1437962/
以下、パラドックスフォーラムの内容を意訳したものとなります。
正確を期すよう努めていますが詳細はパラドックスサイトの原文をお読みください。

[記事内の画像はパラドフォーラムより引用]

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Hearts of Iron IV 開発者日記 2020年10月21日分(第224回)

今回の日記担当はHoI4 最高司令官にしてコンテンツデザイン担当のArchangel85さんです。

冒頭の挨拶

みなさんこんにちは。新たな開発者日記へようこそ。
先週私たちはBattle for the Bosporusをリリースしました(覚えている人もいるかもしれません)。
発売から1時間以内に予約注文なしにもかかわらず、Steamでトップセラーの1位を獲得したことを考えると、カントリーパックのアイデアは成功したと言えるでしょう。

テレメトリー

ではリリース後最初の数日間で得られたテレメトリーを見てみましょう。

まず第一に、新しい国で遊ぶ人が大幅に増えていますがそれは驚くことではありません。
リリース後ドイツは依然として最もプレイされた国のリストのトップですが全体的なマージンはここ数年でかなり縮小してきています。
ゲームが最初にリリースされた後、約40%のゲームがドイツとしてプレイされましたが今では20%未満です。
第二位は当然のことながらトルコが16%、次いでギリシャが10%弱、ソ連が7.4%となっています。ブルガリアはそれに続いており、全ゲーム数の7%を占めています。

次に、皆さんが選択しているフォーカスについて説明します。

トルコのプレイヤーの約三分の一がスルタンの復活を選択したのに対し、共和国にとどまり三大勢力と交戦することを決めたプレイヤーは48%でした。
12%はトルコ自身の派閥を形成しバルカンを統合することを選びました。
世界大戦に参戦することを選択したプレイヤーのほとんどが枢軸に参加することを選択しましたが、旧中央同盟国の復活に成功したのはほんの一握りでした。
駱駝騎兵を採用することができたのは約11%にすぎず、このことからおそらく戦争におけるラクダの時代は過ぎ去ってしまったことを示しています。

ギリシャでは君主制が危機的状況にあり、73%が亡命した共和国を取り戻すことを選択していますがそのうち2/3以上はその後君主制で妥協することに決めています。これは酷く主義主張が欠如しているとしか言いようがありません。
単に王政を支持するだけでは満足せず、全体の43%がビザンチン帝国の皇帝を復活させようと、双頭のワシの復活を目指し続けました。

ビザンチン皇帝として最初からプレイできるゲームを最近リリースしたことを皆さんにお知らせしてもいいでしょうか?

管理人注
この後原文で「Just putting that out there.」となってるんですが、このフレーズは訳が難しくて(どうとでも訳せるので)前後の文脈が完全に分かってないとなんとも表現しようがありません…。
「ビザンチン皇帝として最初からプレイできるゲームを最近リリースした」はおそらく同じParadox社のCrusader Kings III(CK3)の事を指しており、Just putting that out there.はおそらく「覚えておいてね」的な軽い意味で、前文と合わせてジョーク的な意図で書いてるのではないかと思われますが正確なところまでは私には読み取れませんでした。

ブルガリアでは、約2/3が皇帝に権力を与えることを決め、王政が明らかに流行を取り戻しているようです。
その後、国王の独裁を強化するかツァーリの不幸な事故を処理するかの選択を迫られます。
大多数のプレイヤーがツァーリとの対決を決め、このことからHoIプレイヤーがCKIIIをプレイする正しい心構えを持っていることが再度示されました。

大多数のプレイヤーは代替案が文字通り子供であることを考慮した上で、おそらく驚くにはあたらないが、旧皇帝であるフェルディナンド1世を支持することに決めました。

分岐の反対側においては、バルカン社会主義共和国連邦の方が明らかに好まれており、それはその代替案の約7倍の頻度で選ばれました。
おそらく人々はスターリンが好きではないのでしょうか?
ゲームの10%以上がバルカンが完全に統一された状態で終了します。

今後の予定

また今後数週間で対処する予定のバグやその他の問題について、皆さんから多くのフィードバックを受け取りました。
以前行ったように、近々オープンベータ版が公開され、多くのバグが修正され、トルコのフォーカスツリーにおいて政治的な問題に対処する時間など、より広範囲に及ぶ懸念に対処するためのいくつかの変更が行われます。
このパッチは、後日メインブランチで利用可能になる予定です。
オープンベータの内容やアクセス方法についての詳細は、ベータが利用可能になった時点でお知らせします。

開発者日記は、次のDLCとPatch“Barbarossa”の開発を続けるため少し休憩となります。
これらの詳細については再開時にお知らせします。
「La Resistance」 と 「Battle for the Bosporus」 の間の休憩時間ほど長くはないと思われますが、2020年は予想外の出来事で一杯だったので、私達がいつ戻ってこられるかについては確約はできません。


以上

振り返り感想

Battle for the Bosporusリリースを受けた統計データの紹介でした。
このシリーズは毎回興味深いので楽しみにしてます。

最期に発表があったようにこれからしばらくHoI4開発者日記はお休みとのこと。
また再開されるまではしばらくゲームを遊ぶことに集中できそうですね。