Hearts of Iron IV 開発者日記 第245回目を紹介。
今回は列車の隠されたシステム、支援砲撃についてです。
[記事内の画像はパラドフォーラムより引用]
Hearts of Iron IV 開発者日記 2021年9月8日分(第245回)
冒頭の挨拶
こんにちはC0RAXです。
前回の開発日記で示唆された秘密情報をさらに明らかにするときが来ました。
今週は特に鉄道と列車の最後の部分を中心にお届けします。
それでは早速、今日の主役をご紹介しましょう。
列車砲です。
列車砲
まず最初に列車砲をマップ上に配置する方法について説明します。というのも、これは通常の地上ユニットとは少し異なるためです。
まず最初は、装甲列車の次に列車砲を研究することになります。
そうすることで通常の装備品を作るのと同じように生産タブで列車砲を見つけることができます。
しかし、他の装備品を作る場合と違って、この生産ラインは5つの工場に限定されており、また列車砲は備蓄品には追加されません。
その代わり、完成した新しい列車砲が首都に登場します。
このように、列車砲は主力艦と同じ様に建造されます。
列車砲の移動
列車砲の移動は鉄道のある地方に限られるため、前線に出すには鉄道の接続が必要になります。
領地を獲得する際には大砲が助けてくれるのを待つ事になる、鉄道(レール)の換装時間を考慮することが重要となります。
また戦闘機と同じように列車砲を陸軍へ組み合わせることができ、列車砲は前線に相対するように配置されます。
複数の列車砲を持っている場合は、可能な限り分散して自軍を支援します。
また、自軍にはクイックセレクトボタンがあり、必要に応じて自軍に取り付けられているすべての列車砲を選択することができます。
射程距離(支援範囲)
最後に、制御に関する理解を深めるため射程距離について説明します。
列車砲には支援可能な範囲があるためどの地点からでも支援できる地域は限られています。
この支援範囲はユニットのアイコンにカーソルを合わせると表示されます。
ここで、列車砲を支援している戦闘について見ていきます。
支援砲撃が行われていることを示す便利なアイコンを戦闘進行インジケータに追加しました。
この新しいアイコンは戦闘中に沿岸からの砲撃があった場合にも表示されます。
列車砲撃の戦闘効果は沿岸砲撃と同様に、砲撃を受けた側の戦闘ステータスにマイナスの修正を与えます。
これらの修正は、ソフトおよびハードの攻撃力・防御力の両方に影響を与えます。
特筆すべきはこれらの効果は積み重ねられないことであり、列車砲は集中させるよりも分散させることが重要になります。
最後に鹵獲とダメージについて説明する必要がありますが、列車砲は包囲することで捕捉でき、設置された鉄道を損傷させることでダメージを受けます。
各国の列車砲紹介
列車砲は陸上で使用される最大の砲であり大国が作ったものを表現することは重要です。
そこで大国特有の列車砲を紹介します。
これは、ドイツ軍でプレイする際に登場するドイツのシュベーレ・グスタフモデルです。おそらく最も有名な列車砲でありかつ最大のものでもあるので今回の特集には登場必須です。
これは第一次世界大戦の遺物BL9.2インチ列車砲ですが、これらの大きな砲は1945年まで運用されていました。
続いてフランスのCanon de 305です。第一次世界大戦のもう一つのベテランです。
次は米国の8インチMk VIです。驚くほど投入が遅く1941年にサービスを開始しました!
90式240mm鉄道砲はソ連の満州侵攻作戦で撤退する日本軍に破壊されたことで有名です。
そして最後にTM-3-12ですが、これは1938年に3台製造されフィンランドとの冬季戦争で使用されました。
信じられないことに、これらは1999年まで使用されました(なんと61年も使用されたのです)。
最後に、シュベーレ・グスタフがゲーム中に発砲したクールなクリップを紹介します。
管理人注:動画が貼れませんので詳細は元記事内にてご確認ください。
以上
振り返り感想
今回の日記は列車砲についての紹介でした。
敵の領土を取得する際、鉄道軌道を修正(or敷設)する時間を考慮しないとせっかくの列車砲も前線まで持ってくることができないのでその点が注意とありましたね。
No Steap Backでは鉄道の要素が入るため、鉄道の敷設はもちろん、補給、更に列車砲と陸軍の運用でよりやることが多くなりそうです。
あまりプレイヤーのマイクロ管理量を増やすことなく、うまく落とし込んであるといいですね。
管理人の体調コーナー
体調は良くなりつつあるんですが、まだ完調には遠い感じです。
最悪の頃に比べるとずっとマシではありますが、息切れがなかなか治りません。
気分が滅入る毎日ですが、少しずつ自然治癒しか無いのかなぁと思います。
正確を期すよう努めていますが詳細はパラドックスサイトの原文をお読みください。