HoI4 開発者日記 第202回 ポルトガル 2019/12/18

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更新情報

Hearts of Iron IV 開発者日記 第202回目を紹介。

今回は新DLCにて新しく生まれ変わるポルトガルのフォーカスツリーについてのお話です。

HOI4 Dev Diary - Portugal
Olá everyone and welcome to another dev diary for La Resistance! Let me begin by introducing myself: My name is Manuel, I’m from Spain and I joined...

今回、日記の公開が遅かった(そして一度公開された日記が取り下げられた)のと文量が多かったため、記事作成が遅くなってしまいました。

また、開発者日記のフォーカスツリーの回によくあるパターンで
今回もポルトガルの歴史的な経緯が書かれており
その正確な内容というのは私には分かりかねます。
解釈が間違っている箇所もあると思いますので、以下は参考程度でお読みください。

以下、パラドックスフォーラムの内容を意訳したものとなります。
正確を期すよう努めていますが詳細はパラドックスサイトの原文をお読みください。

[記事内の画像はパラドフォーラムより引用]

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Hearts of Iron IV 開発者日記 2019年12月18日分(第202回)

今回の日記担当は、HoI4 コンテンツデザイナーのManoDeZombiさんです。

冒頭のあいさつ

オラ!みなさん。
DLC La Resistance関連の新たな開発日記へようこそ!
自己紹介から始めましょう。私の名前はManuelです。
私はスペイン出身で、数か月前にHoIのコンテンツデザイナーとしてParadox社に参加しました(ちょうどPDXCONに出席するタイミングでした!)。

私はLa Resistance DLCにおけるポルトガルの実装に取り組んでいます。
フォーカスツリーの元のデザインは、ポルトガル人のPedro Santosプロフェッサーによって作成されました。
彼は非常に興味深いアイデアを思いつきました。ツリーの政治的な支部がスペイン内戦と複数の相互作用をする可能性を持っているのです。

私がポルトガルのイベントや「決定」の作成に取り組んでいる間、ツリー全体はプロデューサーであるVachon(彼女にとても感謝しています!)によって実装されました。それからフォーカスツリーのデザインを少しいじってみました。
具体的に調整したのは、他のツリー支部に比べて少し退屈に感じた共産主義の支部と、スペインと正常に交流できるようにするためのSCW関連のツリー支部です。
現在私はこのツリーをより磨き上げ、私たちの偉大なベータテストで報告されている素敵なバグたちをすべて除去しようとしています。
ベータと言えば、私たちのフリーランス・アーティスト@Indyclone77は皆さんがフォーカスツリーや国家精神の画面で見るであろう、ポルトガルの素晴らしいイベント写真や新しいアイコン開発の責任者です。
彼は素晴らしいアートを作るだけでなく、開発中に重要なフィードバックを提供するという素敵な仕事もしてくれました。

ではここから先に進む前に、バランス調整はまだ進行中の作業であるため、以下表示される内容には変更がある可能性があることに注意してください。

ポルトガルの国家精神とツリー全体

ポルトガルで1936年に始まるナショナル・スピリッツ(国家精神)について話を始めたいと思います。

Unreliable Army(信頼性の低い軍隊):歴史的に1937年に大規模な組織再編をもたらした第一共和国時代のポルトガル軍の貧弱な状態を表現しています。
師団の組織、募集可能な人員、戦争支援、師団攻撃にいくつかのペナルティが与えられます。
このため、紛争を発生させる前にこれらの設定を解除する必要があります(あなたにとって腹立たしい敵であるスペインが、いかにして準備のできていないポルトガル軍を打ち破り、あなたの貴重な本土を瞬く間に占領するかを見るためだけに、スペイン内戦に参加する―というのはおそらく最善の考えではないでしょう…。)。

Unstable Republic(不安定な共和制):過去16年間において、ポルトガル共和国は9人の大統領就任と44回の内閣再編成を目の当たりにしています。Ditadura Militarの間でさえ、いくつかのクーデターの失敗があったのです。
1933年、サラザールによるエスタド・ノボ建国と国民投票で新憲法が承認された後、ポルトガルは徐々に安定を取り戻しました(それには検閲システムや様々な警察があらゆる種の反体制派を抑圧していたことも少しは役に立ったかもしれません)。
つまり、日々の政治力の獲得、国家安定性、建設速度にペナルティを適用するもう一つの悪い国家精神があるということです。
さまざまな政治関連ツリー支部を通じてそれらを削除することができ、おそらくできるだけ早くそれを実行したいと思うでしょう。

ポルトガルのフォーカス・ツリーで、プレイヤーが選択できるさまざまなパスについて説明します。

ご覧のように、一般的な他のフォーカスツリーの構造とは少し異なります。
ツリーでは、産業、軍隊、政治のための支部が明確に別れています。

植民地のツリー

植民地のツリー支部から始めましょう。

ポルトガルの初期人材は非常に少ないため、最初のフォーカスを通じ初期段階において非常に有用である、非コアの人材に大きなボーナスを受け取ります。
プレイヤーはアフリカの植民地を統合するか(これにより更に余剰の人的資源も提供されます)、自分たちで政府を作って傀儡にするか(世界の他の民主主義国が認めるものです)を選ぶことができます。

アフリカの植民地で産業とインフラストラクチャを開発している産業部門に参加するサブのツリー支部もあります。

産業ツリー

産業については、ポルトガルはサラザール政権により始められた公共事業を1930年初頭頃に継続することにより、ポルトガルにとって初の追加研究スロットを得る最初のフォーカスににアクセスすることになるでしょう(ポルトガルは研究のスロットが2つしかないことを考えると、早い段階でそれを修正することに集中するのは妥当なことと思います)。
プレイヤーはまた、より多くの工場を受け入れる民需産業の迅速な開発か、あるいはより遅いアプローチとなるものの産業の研究と建設のスピードに良いボーナスを得る将来の開発に投資するかを選択することができます。

ポルトガルはまた、本土のインフラストラクチャおよび資源抽出産業を改善することができます。
もちろん、イベリアの独裁者が強くやりたいと思っていたダムの建設を代表するフォーカスもあります。

そして、軍需産業のサブ支部もあり、プレイヤーは必要とするであろう軍事工場と、航空機、車両、および大砲の生産と研究に役立つボーナスを入手できます。
これらすべての産業フォーカスの間にある「隠された」余剰研究スロット獲得をお見逃しなく!

軍事ツリー

海軍ツリー支部の最初の焦点は、英国またはイタリアから船を購入する決定をアンロックします。
彼らがあなたの船を建造することを受け入れた場合(決定を有効にする前に彼らと良好な関係であることを確認してください!)、3つの異なる選択肢から選択することができます。

中央と左のサブツリー支部は、護送船団の保護と潜水艦戦にフォーカスを当てており、駆逐艦と潜水艦戦に多くの研究ボーナスを提供するほか、海軍の生産を向上させるためにいくつかの造船所が追加されます。
これらのサブツリー支部は統合され、最終的にはポルトガルの3番目である最後の研究スロット(合計で5つ)をアンロックするフォーカスへと導かれます。

海軍ツリーの右側は、大西洋とアジアの脆弱なポルトガルの所有物を強化するだけでなく、大型船の生産にもフォーカスを当てています。

陸軍のツリー支部はかなり小さいですが(政治ツリー支部の下側に軍隊関係が集中するので心配しないでください)、ポルトガルが来たるべき紛争に備えて軍隊を整えるのに役立ちます。
最初のフォーカスはその厄介なUnreliable Army(信頼性の低い軍隊)の国家方針を削除し、次のフォーカスでいくつかの研究と生産ボーナスにつながります。
最後にリスボンに重要塞を建設するか、海岸線に沿って軽い要塞ラインを作成するかを選択する必要があります。

政治ツリー

さて、サブツリー支部のそれぞれを深く見る前に、政治ツリー支部全体を見てみましょう。

ご覧のとおり、Popular Front(人民戦線)とEstado Novo(エスタド・ノヴォ)のどちらかを選択できます。
最初のフォーカスは共産主義のツリー支部に、後者はファシストと君主主義のツリー支部に繋がり、どちらも民主主義のツリー支部へと繋がります。

Popular Front(人民戦線)を選んだ場合は、National Communist(国家共産主義)のツリーがアンロックされます。
このサブツリー支部は、社会主義民兵の訓練から始まり、ポルトガルの国民が共産主義社会で生活することの利点を理解させるのに役立つ内容が集中して続きます。
Nationalize Industry(産業の国有化)は、あなたの国で浪費している民間資本を排除し、新しく市民工場のコントロール下に置きますが、一方であなたの国家安定性を損ないます。
共産党の再編成の後、ポルトガルは共産主義政府を手に入れる準備が進んでいる事でしょう。
そして、ソビエト連邦があなたに意見修正の後押しを与えるでしょう。
これにより次のフォーカスを介してポルトガルがコミンテルンに加わる助けとなるでしょう。

また、人民戦線はSupport the Republic(共和国支援)をアンロックし、共和党員を支援したり、スペイン内戦に義勇兵を派遣したりすることができるようになります。
これはまた次の2つの異なるツリー支部へと繋がっています。

  • ツリーの左側には、スペイン内戦に対する「根本的な」アプローチがあります。
    Workers of Iberia, Unite!(イベリアの労働者よ団結せよ!)ではポルトガルで南北戦争が勃発、両国は即座にスペインの勢力に加わるでしょう(つまり、6つの異なるタグが戦わなければ、適切な内戦にはなりません)。
    (おそらく)スペインの仲間と一緒にSCWを獲得した後、スペイン共和国を併合してイベリア半島を統一することができます。
    最終的にあなたは自分自身の派閥を作り、ラテンアメリカの国々に自分たちの陣営に加わるよう訴えることができるでしょう。

  • ツリーの右側には、スペイン内戦に対する「慎重な」アプローチがあります。
    ここでは、共産主義政府に切り替えるまでSCWに参加できません。
    これは、はるかに時間のかかるアプローチですが戦後は別のフォーカスを選んで外国と交流することができます。
    例えば、スペインのイデオロギーがあなたにとってもはや望ましくない場合には彼らとの戦争目標を設定することができます。

Strict Neutrality(厳格な中立主義)を選ぶ場合、SCWで対話することはできませんが、英国を経由して産業、生産、民主主義の支援を得ることができ、また彼らから機器を購入することを何度も決断することができます。

その後、自由選挙を認め、民主党政権に交代させ、連合国に参加するためのフォーカスを解除するだけでなく、共産主義陣営との共通のフォーカスや、ポルトガルとスペインが共同で枢軸国や連合国に加盟するための請願書を提出する決定をアンロックする右派の共同フォーカスであるIberian Summit(イベリア半島サミット)にもフォーカスを当てることができます。

Estado Novo(エスタド・ノヴォ)を選択する場合、Strict Neutrality(上記内容)、Support the Nationalists(ナショナリスト支援)、Monarchist(君主主義)のツリー支部のいずれかを選択する必要があります。

Support the Nationalists(ナショナリスト支援)は共和党の対抗者として、あなたがスペイン国民党を支持し、スペイン内戦に義勇兵を送ることを可能にします。
さらにフォーカスを絞って共和国に対してSCWに集中して参加し、スペイン政府があなたのイデオロギーと一致しない場合は内戦後のスペインに介入することもできます。

National Syndicalismはファシストへの道を開き、いくつかの興味深いフォーカスにつながります。つまり枢軸に参加するか、あるいはポルトガルが最終的には全世界を同じ規則、イデオロギー、信仰の下に統合する国になると主張するかのどちらかです(これは強力な国民精神をもたらすでしょうが、世界中の一部の人々を悩ませるでしょう)。

Refuse the Naval Blockade(海軍封鎖の拒否)を選ぶと、英国と戦争をしている国々に関する決定がアンロックされます。
そうすれば、あなたの護衛団の一部を、彼らが到達できないところに物資を運ぶために使い、戦争支援を強化し、そしてもちろんあなたのニーズを満たすために彼らの工場の一つの生産を転用できるでしょう。

それから、アンゴラとモザンビークの植民地(1890年の英国のアルティマトゥムの屈辱を正すこと)間にあるアフリカ領土の要求、東インドとブラジルの奪還、さらには脅威となる日本への宣戦布告まで行うことができます。

最後に大事なことですが、私たちはMonarchist(君主主義)のツリー支部を持っています。
ブラジルとポルトガルの王室(遠くで結婚のベルが鳴り響きますね)の統合から始めます。
その後は、ポルトガルだけでなくブラジルでも君主制を復活させることが目標ですが、そのためには、いくつかの繰り返しの「決定」が役に立つことでしょう。
これがうまくいけば、あなたの支配下にあるブラジルに対して服従するよう丁寧に頼むことができ、ポルトガル帝国とブラジル帝国を再建することができるでしょう。

スペイン内戦中にカーリスト蜂起が起こった場合スペインの君主制の友人を支援し、君主が国民を統治する権利を与えた神に対し、屈服することを拒否するすべての見当違いの魂に対する戦いへと参加することができます。

これが私からの全てです。
この開発日記を楽しみ、また次の日記をお楽しみに。
とにかくみなさん、メリークリスマスそして新年おめでとうございます。
2020年にまたお会いしましょう!


以上

最後のHoI4開発陣が集合してHoI4長袖シャツを着て写っている写真はカットしました。
このシャツ欲しいかも…。

振り返り感想

記事作成が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

今回のポルトガルのツリーは有料コンテンツLa Resistanceを購入した場合にバニラ版から置き換えられるものと思われます。

ということで、結局年内のLa Resistanceのリリースはなさそうな感じですね。

2019年の開発者日記は今回でおしまいです。
次が2020年のいつごろ始まるのかわかりませんが
それまでこのサイトでの日記紹介もお休みになります。

1年間お読みいただきありがとうございました。