開発者日記が公開されたのがいつにも増してものすごく遅かったので、
こちらの記事紹介も遅くなってしまいましたm(_ _)m
Hearts of Iron IV 開発者日記 第207回目を紹介。
今回は新DLC、La Resistanceを用いて
UK(英国)でプレイを行った際のAAR(アフターアクションレポート)となっています。
毎回HoI4開発チームは新コンテンツ実装前にAAR回をやるんですが、
AARってどうしてもネタバレになってしまうので、
発売前にそれをやるのはどうなの?という気もします…。
今回はそこまで大きなネタバレは無さそうでしたが、
遊ぶ前に何も知りたくないという方は先に読まないほうが良いかもしれません。
[記事内の画像はパラドフォーラムより引用]
Hearts of Iron IV 開発者日記 2020年2月12日分(第207回)
冒頭のあいさつ
英国でプレイしたこのアフターアクションレポート(AAR)を通じ、LaR(La Resistance DLC)における直近のプレリリース・テストプレイスルーのハイライトをいくつか詳しく説明します。
フェーズ1:ビルドアップ
シングルプレイにおいてイギリスで遊ぶとき、フランスを征服しようとするのはあまり好きではありません。
そうすると歴史的なプレイスルーのペースが少し損なわれると感じるためです。
ですので私はゲームのスタートからずっと民需工場を建てるだけにし、自分の工場の85%は航空機を作っていました。
1937年後半には、情報機関の設立にも着手。まず、情報生成能力と暗号解読能力を向上させることに重点を置いていました。
そうすれば、比較的小規模な軍隊であっても戦力増強が可能になります。
フェーズ2:海軍の優位と集中防衛
戦闘が始まったとき私はドイツの暗号を解読し始め、地中海では海軍の大部分と連携して空軍を使いました。
この時点でフランスにおける対ドイツ戦であまり空軍を犠牲にする価値はないと判断しました。
私は軍需工場の建設に切り替えたばかりで、限られた空軍力をむやみに使うわけにはいかなかったのです。
私はまた、ドイツで情報ネットワークを構築するために、私の大部分のスパイをセットアップしました。
彼らは捕まる可能性が低いので、私は主に「誘惑者」特性の工作員を募集しようとしました。その過程で、私は数人の興味深い誘惑の専門家を得ました。
私の比較的小さな軍隊のほとんどを、スエズを制圧するためエジプトに展開しました。
航空優勢とイタリア軍に対する情報優勢で、エジプトの掌握は大成功でした。
有名なスパイ、ナンシー・ウェイクをスカウトすることができたので、イタリアについてもっと情報を得るために、ローマの休日へと彼女を送ることにしました。
なぜなら近い将来アフリカでイタリアと戦うことになるからです。
フェーズ3:マルタの戦い
イタリア海軍を大敗させた後、私はイタリア空軍に潜入し私が破壊しようとする空軍の規模はどれくらいなのかをより明確に把握しようとしました。
この時点で、イタリア空軍はマルタの地中海艦隊への攻撃を開始しました。
航空機の数を調べた後、マルタにレーダーを設置しその地域のイタリア人を迎撃するために空軍を配置しました。
彼らを騙すために私が出撃させたもはや役に立たない艦隊に対し爆撃を行わせることは、イタリア空軍の主軸を破壊する私の計画の第一段階として機能しました。
一方、ドイツと占領下フランスでは、私の情報ネットワークはかなり強くなり、枢軸の状態に関する良い情報を提供していました。
この時点で、私はドイツの文民政府と軍隊にも潜入し、作戦の選択肢をさらに広げ、彼らの強みをより明確に把握しようとしていました。
1940年の後半には、私はドイツとイタリアの両方の暗号を解読し、ドイツとイタリアの両方の空軍を弱体化させていましたた。
それは、私が大きなレーダーの優位性とパッシブ解読した暗号の優位性を組み合わせ有利な条件で戦えたおかげです。
敵の暗号を解読すると傍受の効率が上がるだけでなく、空中からの探知も強化されます。
フェーズ4:ギリシャでの戦い
1940年末、ギリシャはイタリアとドイツの侵攻を受けました。
この時点までに、私は情報面で大きな優位性を持ち、対峙する枢軸の空軍力に近く、大規模な武装した自由フランスの義勇兵部隊も持っていました。
私はできる限りギリシャ南部でゆっくり攻撃しようと決め、その過程で枢軸国の空軍を残忍に扱います。
私は北アフリカ軍の大部分をギリシャにスクランブル発進させし、航空戦力の大部分を配備しました。
一時は防衛ラインが崩れそうになりました。しかし私はドイツで解読していた暗号を有効化し30日間の限定的な戦闘を行うことでそれを保持することができました。
バフ効果が切れる前に、私はギリシャにいくつかの追加戦力を投入しギリシャを救うことができました。
1941年半ばまでに私は空軍力で枢軸を追い越し、ギリシャ南部は更に安全に見えました。
私は、フランス国内の抵抗勢力を強め、最終的な解放に向けた土台作りを始める時だと判断しました。
また、新たなイタリアとドイツの暗号を解読する事も順調でした。
暗号が再び解読され、ギリシャでは私の戦略爆撃機が不要になった後、私はドイツで戦略爆撃キャンペーンを行いドイツ人に嫌がらせをすることに決めました。
私のインテルレベルにより、自分の爆撃作戦がドイツでどのような影響を与えたかを追跡することができました。
また、ドイツの軍事機構にさらなるストレスを与えるため、フランスの資源の豊富な地域を標的とした破壊工作を開始しました。
フェーズ5:ユーゴスラビアの蜂起
翌年、アメリカとヴィシーフランスが戦争に加わり、再び北アフリカをめぐる戦いが始まりました。
情報と航空優位性のおかげで、ヴィシー・フランスを押し戻すのは簡単でした。
北アフリカ作戦の間、私はクロアチアが辛うじてユーゴスラビアを占領下に置いていることに気がつきました。
そこで私は何人かの工作員を派遣してレジスタンスを支援し、限界を越えさせ大規模な暴動を引き起こしました。
その後、北ギリシャの枢軸軍の多くは分断され壊滅しました。
ユーゴスラビアでの大勝利の後、私は工作員をドイツ全土で大規模なスパイ網を構築することにつぎ込みました。
大規模で強力なネットワークでは工作員が発見される可能性が高いので、結果として何人かは捕捉され捕虜となりましたが、この活動により私のドイツに関する情報を最大に保ち、ドイツ本土に私が到着するための準備が整ったと判断しました。
フェーズ6:レジスタンスとD-デイ
私の支援に少なからず影響を与えていたフランスの抵抗軍は、1942年半ばまでに壊滅的になりました。
それらは完全に反乱を起こしたわけではなかったものの、北フランスにおける戦略的再配備を無効にするほど強力なものであり、地域の枢軸軍を絶えず消耗させていました。
このことは、ローカルスパイ網のバフ、情報全般の優位性、航空優勢、そして東部戦線での継続的な戦闘と相まって、フランスにおける私の足場の確保を非常にスムーズにしました。
ドイツ人をフランスから追い出す計画を立てた後、私は再び30日間のバフのために暗号解読を十分に利用し、ドイツ人を彼らの祖国に押し戻す戦闘計画を立てました。
1942年後半には、枢軸国はすべての前線でほぼ崩壊状態になりました。
連合軍の空軍、陸軍、情報活動を組み合わせた取り組みはあまりにも強大だったので、1942年のクリスマスには誰もが故郷に帰ったのでした。
みなさんが私の戦争の話を楽しんだことを願っています!ではまた。
以上
振り返り感想
La Resistanceを用い、イギリスでゲームプレイした場合のAAR紹介でした。
これまでのAARに比べてネタバレもそんなになく、また文量も少なく読みやすい印象でした。いつもこれくらいだと良いのですが…。
来週の予告は何も書いてませんでしたが、まだリリース前なのでなんらかの開発者日記だと思われます。
ということで今回は以上です。
正確を期すよう努めていますが詳細はパラドックスサイトの原文をお読みください。