Hearts of Iron IV 開発者日記 第240回目を紹介。
今回は新しく生まれ変わるソビエト連邦のフォーカスツリーについてのお話です。
あまりの分量に紹介が遅くなってしまい申し訳ありませんm(_ _)m
[記事内の画像はパラドフォーラムより引用]
Hearts of Iron IV 開発者日記 2021年8月4日分(第240回)
冒頭の挨拶
Здравствуйте товарищи!(こんにちは同志!)-皆さんこんにちは。そして新しいHoI4開発者日記へようこそ!
本日は来たるべき拡張版のために残された最後の国、最も過酷な状況下でも「一歩も退かない」ことを貫いた国についてお話しますのでどうぞご期待ください。
ご存知のようにソ連は巨大な国で、表現したいクールなものをすべて適切に実装するためには、独自のコンテンツデザインでソビエトを結成しなければなりませんでした。
今日はHoIの中でも最も興味深い国のひとつであるソ連の歴史的な部分と共通の枝葉の部分(のフォーカスツリー)を担当した私の主な仕事についてお話しします。
始める前にいくつかのことについて触れておきたいと思います。
まず第一にBarbarossaのアップデートでは、今日お話しする内容はすべて無料で提供されます。
ただし、既存のDLCを所有していない場合は内容が異なる場合があります。
第二に私たちの大好きな”祖国”はまだ開発中の段階であり最終的なものではなく、リリース前に内容が変更される可能性のあるコンテンツ、数値、さらにはビジュアルを見ることになるかもしれません。
また、新しいシステムをテストするために使用する、かなりの量のデバッグの「決定」についても目にすることになるでしょう。
それでは快適な環境を整え、長い読書の準備をしてください。
ソビエト連邦の歴史的概要
この国はロシア帝国として第一次世界大戦に参戦しましたが1918年のブレスト・リトフスク条約により、ペトログラードのボリシェヴィキがポーランド、リトアニア、エストニア、ラトビア、フィンランドなどの支配権を中央集権国に譲り、東欧の実質的な領土を失ったため、ソビエト・ロシアとして参戦しました。
連合国はボリシェヴィキ政権を承認しなかったため、ドイツに割譲されていた旧ロシア領が独立国となった1919年のヴェルサイユでの講和会議には、ソ連ロシア代表は出席しませんでした。
1922年12月ソビエト社会主義共和国連邦が結成されました。
ソビエトとは「評議会」という意味で、1905年の革命でツァーリに対抗するロシアの労働者、兵士、農民のグループおよび集会として誕生しました。
これらのソビエトは1905年の(失敗した)革命の後に消滅しましたが、ツァーリを打倒した1917年の革命の際に社会主義者の指導の下で再び出現しました。
ソビエトを通じてウラジーミル・レーニン率いるボリシェヴィキが新体制の政治機構を構成したのです。
1924年にレーニンが死去すると、ヨシフ・スターリンが権力を握り、党内部のすべての政治的反対派をすぐに抑圧し始めました。
それはまずトロツキーとその支持者たちから始まったが、直後に彼の政治闘争を支持した多くの人々(ジノヴィエフやブカリンなど)に反抗し、政治的偏執症の風潮が高まり、大粛清が行われ、大規模な逮捕と市民、軍隊、さらには党員への非常に厳しい弾圧が行われました。
しかし歴史はここまでにして、1936年にゲームを開始したときのソ連の様子を見てみましょう。
1936年スタート時のソ連
ご覧のとおりいくつかの点が変更されています。
初期の戦争支援は大幅に削減され、これは1936年にソビエト連邦が実際に行う準備ができていなかった戦争経済に超早期に到達することは少し困難なものにすることを目的としています。
スターリンはついに特性を得ました(ご覧のようにこれだけが彼が得られる特性ではありません)。
ナショナルスピリッツには以前よりもはるかに多くのスタートアップがあります。
後で見てみましょう。
まず最初の2つは革命の故郷とトロツキスト・プロットにしましょうか?
私たちにはまたスタート時のアドバイザーとしてGenrikh Yagodaがいます。
彼は3人のNKVD長官のうちの1人でそれぞれが異なる特徴を持っており、粛清がなくなるまでは手動で排除したり入れ替えたりすることはできません(その間にヤゴダが粛清されてイェジョフと交代し、イェジョフが粛清されてベリヤと交代するということが歴史的に起こっています)。
アドバイザー(顧問)のリストは大幅に拡大されており、これらはスターリンが早い段階で利用できるアドバイザーです(彼がパージをやり過ぎない限りは) 。
仮想歴史の共産主義者には利用可能なアドバイザーのより長いリストがあり、それらのほとんどはパージの標的とされますが、それらについては次回の開発者日記になります!
また将軍のメンバーにもいくつか変更があります。
ソビエトは5人の元帥でゲームをスタートします。
Kulikは将軍(彼は、パージによりそれまでいた元帥のうち3人が居なくなった後、1940年にのみ元帥になったので)に降格され、新たに騎馬兵に特化した将軍、Vitaly Primakovがゲーム開始時に利用できるようになりました。
がしかし、彼もパージのターゲットになる可能性はあります。
(肖像画については一般的にまだ開発中のものであることを意味します!)。
最後になりましたが、私たちは何人かのソ連の将軍を休暇で若返りセンターに送りました。
しかしご覧のように彼らはまだ旅から戻ってきていません。
(30年も前にタイムスリップするのは、それなりに時間がかかるものです)
フォーカスツリー全体像
さて私たちはやっと新しいソビエトのフォーカスツリー(仮想歴史は除きます。それは来週の分です。)を適切に見る準備ができました。
ちょっと広くて数が多いですね?
今回のリワーク(再設計)での私たちの主な目標は、世界最大の国にふさわしいように、プレイヤーにさまざまな選択肢(歴史的でもそれほど歴史的でもないが、まだ妥当なもの)を提供しながらも、より風味豊かで歴史的に正確な体験を提供することでした。
ゲームに関しては、このツリーには短いフォーカスがたくさんありますが、すべての支部(ゲーム中のかなり遅い時間までプレイしない限り)ですべてのフォーカスを完了することはできません。
戦略を選択し、キャンペーンの成功の鍵となるフォーカスとツリーの支部を選択する必要があるでしょう。
産業部門
産業部門から始めましょう。
ソビエト政権の最初の数年間、経済と産業の発展は基本的にはかつての農村・農業のロシア経済を内戦の荒廃から回復させることにありました。
1921年から1928年まで、ソ連は新経済政策(国民経済の衰退につながった戦争共産主義政策に取って代わるもの)を追求しました。
NEPの時代、生産手段の一部(軽工業、食品工業など)は主に民間の手に委ねられていましたが、重工業、運輸、銀行、国際貿易などは国家が管理していました。
しかしスターリン時代には、国内の産業基盤の確立が第一の目標とされ、1920年代後半には再びクラーク*に対して措置がとられNEPの崩壊を引き起こしました。
*管理人注:クラークというのは20世紀前半のロシア帝国やソビエト連邦国内での自営農家の事を指すようです。
1928年には第1次5ヵ年計画が実施され、その後強制的な工業化と集産化が進められました。
ご存知のようにソ連の産業部門の最大の特徴は「5ヵ年計画」です。
第2次5ヵ年計画(1933〜1937年)を代表する国民精神からスタートします。
この計画の特徴は過酷な集団化と工業化やインフラの大幅な進歩でした。
しかしこの工業化の慌ただしさと有能な人材の不足により、しばしば高い事故率(人命や高価な資材を頻繁に失うことを意味します)と、全体的に低い効率性がもたらされます。
第2次5ヵ年計画の項目をクリアすると、第3次5ヵ年計画(1938年〜1942年、バルバロッサの影響で1941年に計画が中止された)を象徴する国民精神が生まれます。
この計画では当初、生産や資源採掘における品質向上の必要性が強調されていました。
しかし、ヨーロッパの緊張が非常に高まっていたため、この計画はすぐに防衛と軍事生産に徐々に焦点を当て始めました。
これはゲーム内では、第3次5ヵ年計画を特化させることで表現されています。
長期的に工場の効率を上げることに集中することもできれば、できるだけ早く軍備の生産を強化することへとフォーカスを移すこともできます。
お気づきかもしれませんが中央にあるフォーカスはすべて資源に関連しています。
先ほど申し上げましたように、バルバロッサ以降、第3次5カ年計画は破綻していますがHoIではどのように表現されているのでしょうか?
さて、第三次五カ年計画 (下の図の赤い枠の中のもの)に関連するすべてのフォーカスは、ソ連が主要国との戦争に引きずり込まれると、永久にロックされます。
つまりGreat Patriotic War(大祖国戦争)が始まると、第三次五カ年計画は永久に破綻するのです。
現在の国家精神とそのボーナスは維持されますが、この支部ではこれ以上の進展は望めません。
しかし恐れることはありません。これは5カ年計画の終わりではありません。
あなたが何とか生き残り敵を倒すことができ、あなたの5年間の計画を台無しにした敵との和平会議の直後、Restoration and Developmen(復旧と開発)は、あなたの(潜在的に)荒廃した産業やインフラを修復・再建するための一時的なボーナスが消費財に付与されるだけでなく、第4次5カ年計画へのアクセスと産業部門の最終的なフォーカスがアンロックされます。
第4次5ヵ年計画以降のフォーカスは本戦終了後もプレイを続ける場合(あるいは、第2次世界大戦が他の場所で起こっている間に、他の主要国と独立した戦争を行う場合)に、面白いことや達成すべき目標を提供することを目的としたゲーム後半のフォーカスとなります。
COMECONは1949年にソ連を中心とした東欧圏の国々によって設立された経済組織です。
COMECONの設立(おそらく1949年よりも前)を完了すると、小さな意思決定システムがアンロックされます。
これは同盟国を援助して(通常は自分のコストで)軍事力と産業を強化し、今後起こりうる戦争のペースを握ることを目的としています。
私たちには5カ年計画のフォーカスの右側に、国内の専門家を訓練するか、外国の専門家に頼るかの選択があります。
前者は、ゲーム開始時には若干弱くなっている国家デザイナーを大幅に改善します。
後者はGosproyektstroyをアンロックします。
Gosproyektstroy(ゴスプロイェクトストロイ)は、1930年に”デトロイトの建築家”(アルバート・カーン)との協定に基づいて設立された国家設計建設局で、1930年代前半にはアメリカの建築家がソ連のすべての産業建設のコンサルタントとなっていました。
これはソ連が第1次5カ年計画の時代に、主にアメリカ(フォード、ゼネラル・エレクトリック…)やドイツ(クルップ、ボルジッヒ…)などの外国企業と協定を結んで工業化を進めた数多くのケースの一つとなります。
HoIにおいては、プレイヤーは研究ボーナス(結局のところ外国人に頼っている)を提供しない建築デザイナーによって表されるプロジェクトを取り戻すことができますが、それは外国人の専門家を連れてくることによって改善することができ、長期的には生産量を増やすことができます。
ドイツは効率の向上にボーナスを与え、アメリカは効率の上限にボーナスを与え、日本はスタート時の効率を向上させるなど、国ごとに異なるボーナスが与えられます。
またすべての国でライセンス生産コストのボーナスが付与されます(下の写真では「None: +0.75」と表示されています😄)。
1700年代に設立されたロシア科学アカデミーは、革命後、ソ連の最高の科学機関となりました。
20世紀に入ってからは、連邦共和国に国立アカデミーが登場し、ソ連科学アカデミーの一部として地域支部が作られました。
最初のフォーカス(The USSR Academy of Sciences:ソ連科学アカデミー)は、あなたに研究のスロットと研究の速度に小さなボーナス(1%)を与えるでしょう。
第二のフォーカスは、統合された(解放されていない)共和国と傀儡化された共和国の両方のソ連の共和国において、もっと科学のアカデミーを建設することを可能にし、それぞれの研究速度を1%増加させ、もし傀儡化された共和国に建設されれば、あなたの傀儡の研究を促進することにもなります。
空軍
空軍の支部に移ります。
1930年代、ソビエト政府は数々の世界的航空記録を更新するミッションに資金を投入しました。
航空の成果と記録はソ連の技術進歩を示すものとなり、ソ連のメディアは記録を破ったパイロットを絶えず称賛しました。
しかし、ソ連の航空についてはソ連のメディアが指摘しているような状態にはほど遠いです。
実際には不手際や非効率性、技術的に不十分な設備に悩まされ、事故率は驚くほど高かったのです(戦争前の1941年初頭には、1日平均2~3機の飛行機が事故で失われていたようで、大粛清でパベル・リチャゴフの運命を決定づけた有名な「空飛ぶ棺桶」事件につながりました)。
大粛清は確実にソ連空軍にも打撃を与え、新たに昇格した将校たちはフライトの経験と指揮の経験を欠いていました。
一方、古参の指揮官は粛清で多くの将校の運命を目の当たりにしたため、人民の敵というレッテルを貼られることを恐れて、主体性や効率性を欠いていました。
HoIにおいてこの恐ろしい状況は、プレイヤーが足を地から離す事に関するすべてのものに大してかなり過酷かつ恐ろしいペナルティが待っている「National Spirit Soviet Airforce」を通じて表現されています。
空軍の支部全体を通して、これらのペナルティのほとんどを修正することができ、またボーナスももらえます。
ただし、最終的に本番トレーニングまたはパイロットトレーニングのいずれかを選択する必要があるため、これらのペナルティすべてを取り除くことはできません。
左側のルートは航空機生産の向上(より多くの飛行機、より良い飛行機)を目的とし、右側のルートは飛行クラブから熟練した飛行士を集め、男女を問わず有能な軍パイロットになるよう訓練することを目的としています。
その頂点にはマリーナ・ラスコワが結成した3つの女性だけによる航空連隊ががいます(彼女たちにはエースもいます!)。
海軍
ソビエト海軍について話すときがやってきました!
ソビエト海軍は4つの作戦区域に分かれていました。つまりソ連海軍は、バルチック艦隊、黒海艦隊、北極艦隊、極東艦隊の4つの作戦区域に分かれており、それらは広大な距離で隔てられていたのです。
1941年には、赤い艦隊は大型で近代的な軍艦はほとんど保有しておらず、代わりに潜水艦や軽巡洋艦を増強し、敵の攻撃から国の沿岸や国境を守ることを目的とした海防戦略をとっていました。
パージ(防衛戦略の提唱者の多くが犠牲になった)後、スターリンは海洋戦略を断固とした攻撃戦略へと転換することを推し進めましたが、大型軍艦の建造は戦争によって妨げられました。
とにかく、バルバロッサ作戦が始まると、ドイツの爆撃機は海軍基地を狙うのではなく、飛行場に集中しました。
第三帝国は、自国の海軍が港でソ連船を機雷で封鎖することができれば、ソ連海軍を破壊する必要はなかったのです。
フォーカスツリーの左の部分では、4つの艦隊のいずれかの海軍基地を補強することができます。
その後、造船プラントを拡張してそれまでに増強した海軍基地に基づく大量の造船所を取得できます。
ツリーの右側にあるPC of the USSR NavyはあなたにThe Red Fleet(赤い艦隊)の国民精神を与えてくれます。
この国民精神は、水上戦か潜水艦戦かの選択に基づいて以下のフォーカスでさらに向上します。
ほとんどのフォーカスでは、適切なタイプの艦船に対して、海軍経験値、技術研究ボーナス、生産コスト削減が提供されます。
また「Long Range Raiders」は、クルーザー潜水艦の技術を解き放ち、K級潜水艦をいくつか生産ラインに追加します。
同様にExpand the Morskaya Aviatsiyaは、あなたの生産ラインに航空母艦を追加しつつ、空母と海軍の航空機のためのボーナスを与えます。
陸軍
そして、最後の共通部門である陸軍の箇所にたどり着きました。
実際には、ここには3つの部門があります。
1つは軍需産業用、1つは防衛用、1つは陸軍用です。
まず左の軍需産業から始めましょう。
軍需産業
ここには、複数の研究と生産ボーナス、いくつかの軍需工場、いくつかの戦車テンプレートがあります。
Tankograd(タンコグラッド)が開発されれば、戦車テンプレートを編集する費用が安くなるだけでなく、ウラル地方や東部の工業化が進んだ州に軍需工場を建設する費用も安くなります。
最後になりますが重要な点として、Merge Tank(マージ・タンク)とMateriel Plants(マテリエル工場)について説明します。
空軍と海軍の支部にも似たようなフォーカスがあることに気づいたでしょうか?
私がソビエトのデザイナーを対象に研究をしていた時、多くの工場が何度も名前を変えたり(名前を変えたり合併したり分裂したりすることもよくありました)、合併したり、別々の部局に分割されたりしていたので、HoIのタイムラインの間に一人のデザイナー候補者を追跡するだけでも非常に複雑であることに驚きました。
工場や部局全体がさらに大きな機関に合併されることもあれば、工場が近くの大きな工場に合併されて研究開発面に力を入れることもあるなど、さまざまな工夫がなされていました。
最後に重要なことですが、バルバロッサの直前にソビエトが行った西から東への工場全体の疎開があり、もちろん戦時中にも工場の合併や名称変更、再利用などが行われたこともあります。
このような業界再編の騒動や工場の改名祭りを前にして、私はこの混沌を受け入れ、HoIのために何かを作ってはどうだろうかと考えました。
これらのフォーカスによって、さまざまなプラントをアクティブな設計者に統合するための意思決定が可能となり、さまざまな小ボーナスが提供されます。
これらのプラントはすべて本物ですが、すべてが実際に局や別の工場に統合されたわけではありません。
特筆すべきはソビエト連邦のために数人の新たな海軍と戦車の設計者が用意されていることです。
防衛
防衛の支部では、ポーランドとの国境(スターリンライン)か、何らかの方法で東ポーランドを制圧したと仮定した場合のドイツとの国境(モロトフライン)に防衛ラインを構築するかを選択できます。
また、モスクワと白海・バルト海運河、日本とその手先との国境を要塞化することもできます。
Impregnable Forts(難攻不落の砦)は、侵略中のドイツ軍に多大な迷惑をかけたレニングラード周辺とクリミアの恐ろしい沿岸の砲台を表現するために作られました。
フォーカスツリーのさらに下部にはレニングラード工科大学があり、そこではプレイヤーに5つ目の研究スロットであるThe Road of life(生活の道)とSoviet Atomic Bomb Project(ソ連原子爆弾計画)が与えられます。
生活の道(Road of Life)は第二次世界大戦中、ラドガ湖(湖が航行可能な時期の航路、冬の氷上航路)を横断してレニングラードへと向かう輸送路でした。
それはドイツ軍に包囲されていたこの都市への唯一のソビエトが持つ地上ルートでした (生活の道についてもっと知りたければ、ドキュメンタリー「ソビエトの嵐-東の第二次世界大戦」の一部としてレニングラードの包囲を中心とした素晴らしいエピソードを見ることをお勧めします。ちなみに私は、このドキュメンタリー全体がとても興味深く、楽しいものでした。)
管理人補足:おそらくこれのことだと思います(違ってたらすみません)。
さて、この生活の道はゲーム内ではソビエトが最も困難な状況下で使用した必死でありながら勇敢で大胆な補給方法を表現しています。
ソビエトの主要都市の一つが敵軍に脅かされるとすぐに使用可能になり、冬の消耗と供給にいくつかのボーナスを提供します。
ソ連原子爆弾計画(Soviet Atomic Bomb Project)は、ソ連の核研究開発計画の一部で、戦時中の核兵器開発を目的とした軍事計画でした。
ドイツ帝国やアメリカ合衆国などの諸外国の科学機関や軍需産業の活動や業績に大いに刺激を受けたものです。
初期の取り組みはドイツの侵攻によって妨げられ、主に米国のマンハッタン計画で働いているソ連のスパイ網から得られた情報知識に依存したままでした。
このフォーカスでは、少なくとも7つの科学アカデミーを構築していることを必要条件とし、敵の原子力プログラムに潜入して独自の核爆弾を開発するために、追加の工作員スロットや新しい歴史的な工作員など、さまざまなボーナスやツールが提供されます。
陸軍
では陸軍のツリー支部について話しましょう。
陸軍支部はツリーの中で最も重要なものの1つであり、それに関連する多くのコンテンツを持っているので最初の国家精神からから順に重要な部分を紹介していきましょう。
軍隊の中での政治的議論(と教化)は党にとってもメリットがあったにもかかわらず、軍隊は高度に政治化されており、危険なほど非効率的でした。
政治化された陸軍はは、ツリー支部のさらに下の部分で改善することができます。
下の画像のように、The Red Army(赤の軍隊)にはたくさんの赤色修正が入っています。
しかし心配は無用です。この支部のほとんどのフォーカスでは、これらの赤色の修正を処理しあなたの頼りない軍隊を非常に良い状態へと持っていけます。
ある程度動員計画を強化して人員と動員速度を確保したら決断を迫られます。
つまり、Restore Cossack Units(コサック部隊の復活)か、Cohesion First(結束の優先)かです。
ロシア内戦後コサック軍の多くは白人運動に加担したためコサック軍は解散しました。
しかし、1936年にコサックの赤軍徴用制限が解除され、一部の騎兵師団はコサック師団の身分となりました。
以前は禁止されていたコサックの制服も復元され(数年しか持ちませんでしたが)、1937年にはコサック部隊が赤軍の一員として初の軍事パレードを行い、その後1945年6月24日の戦勝記念パレードでもこの制服を着て行進しました。
ゲーム内では、Restore Cossack Units(コサック部隊の復活)により、新しいコサック騎兵テンプレートを含む、騎兵への小さなボーナス、新しい将軍、いくつかの師団が与えられます。
公平に見てこのテンプレートは後の1941年頃の騎兵師団(コサックとは限りません)の構成からヒントを得たものですが、私はプレイヤーに興味深い騎兵テンプレートを提供したかったのです。
Cohesion First(結束の優先)はトレーニング時間を少し増やす代わりに師団の組織を強化します。
旧来のRehabilitated Military(再生軍)とMilitary Reorganization(軍事再編成)にはいくつかの変更がありました。
Rehabilitated Military(再生軍)は、スターリンのパラノイアと粛清(これについては後述)を解消すると利用できるようになり、貴重な組織を回復するのに役立ちます。
Military Reorganization(軍事再編成)は実際の再編成となりましたが、その間フォーカス開始時に適用されるいくつかの厄介なペナルティに対処しなければなりません。
しかしフォーカスが完了すると、ペナルティが解消されるだけでなく、あなたの国家精神、The Red Armyは、師団テンプレートの修正に便利なボーナスを得ることができます。
同様にDesperate Measures(必死の措置)とLessons of War(戦争の教訓)も大きな変化を受けました。
Desperate Measures(必死の措置)は、主要国との戦争中にのみ取ることができ、敵の侵略を封じ込めるのに役立つ一連の決定とともに、防衛師団に一時的な増強効果を与えます。
Lessons of War(戦争の教訓)は、Desperate Measures(必死の措置)によって与えられた国民精神が失われたときに初めて得られるものであり、これはソ連が戦争の最初の数年間に数多くの壊滅的な敗北と軍事的失敗に苦しんだにもかかわらず、それらの致命的な出来事が認められ、軍部がそこから徐々に教訓を得ていったことを表現しています。
このフォーカスはおそらく、赤軍がゲーム開始時のひどい状態を脱して、強大な軍事力への道を歩み始めるターニングポイントとなるでしょう。
これにより、赤軍の国民精神に重要なボーナスが加わるだけでなく、有名な命令227号(“No Step Back”:一歩も引かない)がアンロックされ、重要な軍事攻勢を準備・実行するための決定が解除されることになります。
民の敵との戦いでは、完全に受刑者だけで構成された師団の形でPenal Battalions(懲罰大隊)を育てることもできます。
懲罰大隊は通常の歩兵ほど装備が整っていないかもしれませんが、確かに補給が容易であり、全体的に安価な人間の盾として優れた性能を発揮することができます。
ただし、そのためにはあまり人員を気にしない必要があります(これはおそらくソ連では最大の問題ではないでしょう)。
占領下のソ連領土(特にウクライナとベラルーシ)におけるパルチザンの活動は、とても高く決定的な役割というのは果たせなかったかもしれませんが、戦争全体にとって重要な役割を果たしていました。
Organization of the Partisans(パルチザンの組織)は、パルチザンの活動を増やし敵の供給を妨害し敵の攻撃を阻止するための一連のツールを提供します。 これには、関連する歴史的な工作員と彼のための追加の工作員スロットが含まれます。
また非常に便利なパルチザンの将軍が数名付属します。
軍隊の再編成を行い戦争の教訓を学んだ後は、政治委員をどうするかを選択することができます。
Keep Commissars Organization(将校組織維持)とは、政治将校が部隊内で”第2司令官”の役割を引き続き果たすことを意味します。
代わりに政治顧問と交代し政治顧問を指揮官の下に置くことで効率を向上させ、軍事指揮系統の自由度を高め政治顧問の新しい役割はモラル関連の機能によりフォーカスを当てることができます。
The Glory of the Red Army(赤軍の栄光)は、最後まで残っていたドクトリンを解除し、より多くの特殊部隊を編成することを容易にしてくれます。
それはまた新しい将軍だけでなく、電撃作戦のソ連固有の改良版をアンロックもしますーつまり私は私の研究中に様々な情報源よりRybalko将軍について多くを読んでおり、私は彼はソビエトの将軍名簿に載せるに値する人物だと感じているのです。
内務部門
ここで政治部門を一旦飛ばして、共産主義路線の共通部門である内政部門に移りましょう。
このツリー支部では、Expand the Agitprop(情宣活動の展開)でアンロックされる新しいプロパガンダキャンペーンシステムを紹介します。
ご存知のようにプロパガンダは非常に重要なツールであり、ソ連はメディア、書籍、映画、劇場などを通じて幅広く利用していました。
プロパガンダの使用というのはソ連固有のものとは程遠いのですが、実際のところソ連のプロパガンダは非常に特徴的なものでした。
プロパガンダキャンペーンは決定主導型のシステムで、実際のソビエトのプロパガンダポスターから生まれた、新しくそしてとてもクールなアートが満載です。
このシステムには3つのスロットがあり、合計24のキャンペーンの中から一度に最大3つの異なるプロパガンダキャンペーンを実行することができます。
各キャンペーンは起動時に6ヶ月間特定のボーナスを付与します。
その後キャンペーンは終了しスロットは再び利用可能となります。
特定のキャンペーンを起動するたびにそのコストは増加します。
またプロパガンダキャンペーンが再び利用可能になるまでにはクールダウン期間があり、同じキャンペーンを連続して利用することはできません。
ただしこれらのスロットとキャンペーンのすべてを一度に使用できるわけではありません。
Expand the Agitprop(情宣活動の展開)を行うと、キャンペーンの数が制限され(軍事用と非軍事用の両方)、ポスタースロットが1つだけシステムとしてアンロックされます。
Expand the Agitpropのすぐ下にはフォーカスのスロットが追加され、様々なキャンペーンは様々なツリー支部(産業、軍事、政治…)に散らばった特定のフォーカスによって徐々にアンロックされます。
下のイメージでは、左から右に、アクティブなプロパガンダキャンペーン、使用可能なポスタースロット(まだ空欄です)、およびロックされたポスタースロット(まだアンロックされていません)が表示されています。
キャンペーンには様々なものがあり、MPや突破力、コアディフェンスにボーナスを付与する軍事キャンペーン、生産や修理速度を上げる産業関連のキャンペーン、繁栄に関連するキャンペーン(安定度、研究速度)、同士を称賛し支援するキャンペーンなどがあります。
また小くも(しかし非常にクールな)ディテールとして、これらのポスターはすべてキャンペーン期間の終わりに近づくと実際に古くなっていきます。
内政部門に話を戻すと、Positive Heroism(ポジティブ・ヒロイズム)とCollectivist Propaganda(集団主義的プロパガンダ)の両方ともいまだ相互に排他的に下位のツリーに向かっていますが、いくつかの変更がありました。
まず、どちらのフォーカスもキャンペーンのポスタースロットを追加し、それぞれが異なるプロパガンダキャンペーンを展開します。
さらにPositive Heroism(ポジティブ・ヒロイズム)部門の下には、いくつかの製造と軍のボーナスがあり、あなたの将軍の何人かは元帥(可能であれば、Konev、Rokossovsky、Zhukovを優先する)に昇進します。
Collectivist Propaganda(集団主義的プロパガンダ)のツリー支部では、研究速度ド、消費財、生産効率の向上にボーナスがあります。
1941年、大祖国戦争の勃発を知ったメトロポリタン・セルジーは、ロシア正教会の牧師や信徒たちに出陣を決めた人々を祝福する手紙を書きました。
教会とソビエト政府との関係は徐々に改善し1943年にはメトロポリタン・セルジーがモスクワと全ロシアの総主教に選出されました。
このフォーカスはアドバイザーとして総主教セルジーがアンロックされます。
彼はあなたの安定性と分裂の回復率を高め、また失った州でのコンプライアンスの拡大を抑えることができます。
外交
外交政治支部もすべての共産主義のパスに共通するものとなっています。
この支部の目的は、ソビエトのプレイヤーに、ポーランド、バルト海、バルカン半島などの西部戦域から、中東、そしてもちろん極東まで、世界のさまざまな地域と交流する方法を提供することでした。
ここで重要なことは、戦争目標を正当化することで最後通牒を国に送るというメカニズムから脱却したかったということです。
これは決定システムが存在しなかった時代のもので、実際直感的なものではありませんでした。
そのため、最後通牒は決定の事項へと移され、特定の国に圧力をかけたり協力を求めたりするための他の決定も用意されています。
東部開発のツリーサブ支部は主に戦争のためにアジアにおける小国をあなたの同盟国として準備させることに焦点を当てています。
いくつかの工場を建設し、より多くの軍隊を配備できるようにしたり、国境を守る効率を高めたりします。
もちろん、みなさんが大好きなトゥヴァ人民共和国を併合することもできます。
次に私達には選択の余地があります。
外務PCのリトヴィノフが提唱する反ファシストの姿勢を示すPolicy of Collective Security(集団安全保障政策)か、モロトフ(リトヴィノフが解任された後に外務PCに就任する)が提唱するドイツとの緊密な関係を求め、反資本主義政策の必要性を強調するPolicy of Individual Security(個別安全保障政策)です。
それぞれのフォーカスは、外交のための適切な外務大臣と専用のプロパガンダキャンペーンがアンロックされます。
各ツリー支部での最後のフォーカスは、ヨーロッパの主要なファシストまたは民主主義国家に対する戦争目標とそれらと戦うためのいくつかのボーナスを提供します。
さらに、Policy of Collective Security(集団安全保障政策)の支部では、フランスと防衛同盟の形成を試みることができます。
中央のツリー支部は基本的に今回のソ連の手直しがされる前に持っていた選択肢を少し拡大したものです。
Baltic Security(バルトの安全保障)とMiddle East Diplomacy(中東外交)は、その地域の国々に影響を与えるでしょう。
そして私たちは、特定の国々との協力を模索することに焦点を当てています(私は時々それを”圧力”と呼ぶことができると思います)。
そしてどちらの方法でもすぐに最後通牒を送るので目標は同じです:つまり近隣地域に対するソ連の支配を確保します。
東方領土では、日本と仲良くするのか敵対するのかが最初の選択になります。
もしあなたが日本に対抗することを決めたら、好きな中国のタグを選んで自分の保護国にすることができます。
ソ連はもはや、すべての中国のタグに対して義勇兵を派遣することはできません。
彼らの選んだ中国人の親友国(地域)にだけ派遣できることに注意してください。
中華人民共和国や国民党への援助を選択した場合、ライセンスにいくつかのボーナスが付与され、また(現在は)美しくローカライズされていない装備品を送る決定の項目がアンロックされます。
一方で、新疆ウイグル自治区の同志(私のお気に入り)を助けることを選ぶなら、「共生的な」関係を築こうとするでしょう。
中ソ関係の研究をしていて、新疆ウイグル自治区との交流と条約は(理由は不明ですが) 私にとって非常に興味深いものでした。
新疆は石油、金、その他の貴重な鉱物など多くの重要な資源に恵まれており、ソ連はこの地域を勢力圏に組み込もうと繰り返し試みました。
彼らは、綿や製品などの他の商品の購入への関心は言うまでもなく、石油鉱床、錫、タングステン、その他の鉱物を発見しさまざまな地域で鉱物探査の実施を許可するよう求めました。
ゲーム内では、新彊を支援することでその国のインフラや資源採掘産業などを発展させ、時には現地の製造品(消費財の削減)と引き換えに、時には適切な国での資源採掘権の獲得を目指し、常に(原則として)両国に利益をもたらすことになります。
この部分はまだ少し開発中ですが、新疆はコミンテルンの恒久的な一部になることができる、あるいはソ連が侵攻されその将来が不確実と思われる場合には、新疆はソ連に対する譲歩(ソ連の投資をフルに活用すれば、ソ連は忙しくなり、報復することができなくなるだろう)を撤回し、中国の同志との関係を強化することができるというプランもあります。
ソ連はさらにその先において中国に介入し他の中国のタグと戦い、日本との戦争に備えることができるようになります。
ソ連は日本に非常に具体的な領土を要求していたので(千島列島、サハリン、さらには北海道)、該当する国を支配すれば日本へ降伏を要求することができ、希望する領土と引き換えに、直ちに敵対行為をやめることを提案できるでしょう。
一方、日本との和解を望むのであれば、領土の譲歩(北サハリン)を申し出て、日本との関係を緊密にすることができます。
その後、新彊に最後通牒を送り日本と対米攻撃同盟を結ぶことができます。
政治部門
やっと政治部門にたどり着きました!
ご存知のように30年代、40年代はソ連の社会的安定性という点では、かなりの激動の時代でした。
権力を手に入れたスターリンは、(少なくとも公式には)潜在的な破壊工作員、破壊者、反革命家、スパイなどをかなり心配していました。
いくつかの事件(おそらく最も重要な事件は、1934年末のキーロフの暗殺)の後、スターリンは自分の思い描く方向に国を導くために自分の権威主義的な体制を守り永続させたいという思いから、民間人、軍人、さらには共産党員の間でも、極めて厳しい政治的抑圧の期間に許可を出しました。つまり大粛清が始まったのです。
この期間(主に1936年から1938年)には、数十万人の個人や集団が抑圧されました。
この期間にはすべての人が国民の敵であると疑われ、そのように扱われ、死に至る可能性があったのです。
ではフォーカスを見ていく前に、この不安定さ、政治的抑圧、そして大粛清のプロセスが、どのようにしてスターリンの新しいパラノイア制度を通してゲームの中に表現されているかについて話しましょう。
このシステムは1936年の早い時期に導入され、ご覧のように意思決定ウィンドウで追跡できるようになります。
いったんシステムが”活性化”されると、特定のフォーカス、決定、特性がパラノイアを増減させます。
主にフォーカスやイベント、決定によって得られる一律の増加と、時間の経過とともにパラノイアにゆっくりと影響を与える週単位の修正がありますが、これらはリーダーやアドバイザーの特性によるもので、このシステムが起動した瞬間にスターリンとNKVDのアドバイザーに適用されます。
このパラノイアはどのような影響を与えるのでしょうか?
システムが起動しパラノイアが25以上になると、ランダムなパージイベントが起こる可能性があります。
パラノイアが高ければ高いほど、またその状態が何日も続けば続くほど、パージが起こる可能性が高くなります。
パラノイアが75以上になると(上限は100です)、本当に嫌なことが起こる可能性があり、「通常のパージ」ではなく、「大規模パージ」と呼ばれるイベントが起こるかもしれません。
パージ(粛清)イベントにはたくさんの種類があり、対象となる「エリア」に応じて、行政(民間)、陸軍、海軍、空軍と分類することができます。
さらに先に述べたように「エリア」ごとに「レギュラー」と「グレート」のパージイベントがあります。
通常の粛清イベントでは、1人のキャラクター(政治顧問、海軍大将、陸軍元帥など)が粛清されるか、国家精神という形で何らかのペナルティが与えられます。
大規模粛清では、通常の粛清よりも悪質な国家精神が付与されたり、多数のキャラクターが一度に粛清されて生き残った者が黙らせられたり、さらには航空機の設計者が解任されるなどさまざまです!
ご覧のように場所やシステムのUIはまだ完成していませんが、イベントと手に入る国家精神のいくつかを紹介します。
これらの国家精神の中には一時的なものもあれば、決定によって取り除かなければならないものもあるでしょう。
パージは常にパラノイアを減少させます。
またパージイベントが発生したときに誰かまたは何かをパージするのを避けることもできますが、政治ポイントとパラノイアの両方でコストが非常に高くなり、政治ポイントが不足すると次のパージを回避できなくなります。
パージイベントを処理するときはその選択に注意してください。
新システム「パラノイア」と「粛清(パージ)」では、純粋なゲーム性だけでなく、「人」という観点からも粛清の影響をプレイヤーに感じてもらいたいと思いました(結局、粛清が起こるたびに、控えめに言っても誰かが抑圧を受けているということです)。
そのため、政治顧問や軍事指導者(必ずしも使えるわけではない)という形で、膨大なキャラクターの名簿を持ってスタートすることになります。
このリストは人々がパージされることによって、徐々にどんどん減っていきます。
同時にあなたのパラノイアのインタフェースは、粛清が進むにつれ、一般的な肖像画が増えていきます。最終的にキーパーソンとして5人を残すことができるでしょうか?
(重ねて言いますがUIはまだ開発中です)
さて、スターリンのパラノイアとパージ(スターリン主義になるとき)をどうやって解消するかです。
そこで登場するのがフォーカスツリーです。
スターリン主義のツリーは2つの部分に分けることができます。
粛清が終わる前の上半分とパラノイアシステムを解除した後の下半分です。
まずは前半の話をしましょう。
フォーカスThe Centreは、安定性とPP(政治ポイント)を与え、かなり弱い国家精神The Politburo(政治局)を追加しますが、このツリー支部にあるフォーカスによって改善されます(このツリーの他のほとんどの支部も同様です)。
血のついた鎌をモチーフにしたフォーカスは、モスクワ裁判や将軍裁判など、避けては通れない大粛清イベントの形で歴史的な粛清を引き起こします。
これらのパージは、歴史的に粛清された人々を常にターゲットにしようとしますが、その中の何人かがすでにゲームから削除されている場合は、そのスロットを埋めるためにランダムな候補者が選ばれます。
ちなみに、これらのフォーカスのトリガーとなるイベントでは、できるだけ歴史的な状況を維持しようとしていますが、例えば第一次モスクワ裁判で粛清された人たちが数ヶ月後に実際に粛清されたとしても、ある程度のライセンスを取ってグループ化する必要があることを覚えておいてください。
余談ですが、このようなフォーカスをきっかけとしたイベントでは、できるだけ歴史的なものにしようとしていますが、いくつかのライセンスを取って粛清される人々をグループ化しています。ですので例えば、第一次モスクワ裁判で粛清される人たちが、実際には数ヶ月後に粛清された人であったとしてもライセンスによりグループ化してあります。
これらのパージ関連のフォーカスにはクールダウンの条件があり、プレイヤーはフォーカスツリーのその部分を急いで行うことができなくなります。
しかし、The Bloc of Rights and Trotskyites(権利とトロツキー主義者のブロック)をクリアすると、第3回モスクワ裁判のイベントが発生し、パラノイアシステムは永遠に解除され、パージはついに終了します。
なお、パラノイアシステムを解除しないと、別のツリー支部の一部のフォーカス(外交部門の一部や軍事・産業部門の一部など)がロックされてしまうので注意が必要です。
因みにBehead the Snake(蛇の首を刎ねろ)では、メキシコに滞在中のトロツキーを殺害しようとする2種類のオペレーションがアンロックされます。
一つは1940年5月に行われた別荘の襲撃で、もう一つはその襲撃の3ヶ月後にトロツキーを実際に殺害した作戦を表すより巧妙な作戦です。
トロツキー殺害に成功しても、Trotskyite Plot(トロツキー計画)の国家精神が完全になくなるわけでありませんが(粛清を逃れたトロツキー派が何人いるかわからないし、いまだにあなたに陰謀を企てているかもしれません)、そのペナルティは大幅に軽減されます。
そしてついにフォーカスツリーの最後に残った部分、スターリンの個人崇拝へとやってきました。
スターリン派のこの部分は、スターリンを中心とした強い個人崇拝の発展に主に焦点を当てています。新たにアンロックされたプロパガンダキャンペーンを皮切りに、政治にボーナスを与え、いくつかの鉄道を建設し、戦車設計テンプレートをアンロックしたりするフォーカスがあります。どういったものか推測できますか?
個人崇拝の話に戻りますが、これらのフォーカスはすべて実際にスターリンに適用された称号であり、そのためスターリンに新しい特性を与えたり、既存の特性を改善したりします。
これらのフォーカスはプロパガンダと大衆操作の性格を強調するため、一連のフォーカスはすべて、活性化されたプロパガンダキャンペーンの数が必要となり、ツリーの下に行くほどより多くのものを必要とします。
最後のフォーカスであるFather of Nations(国父)はスターリンのスタート時の特性を置き換え、世界征服の準備が整った”完全体になった”スターリン(数値はまだ開発中です)で、ツリー支部の頂点を迎えます。
おわりに
以上、私からのお知らせでした。
長い開発日記となってしまいましたが、私たちが作ってきた新しいものを皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいです(間違いなく私も楽しんで取り組みました!)
次回の開発者日記ではスターリンへの抵抗についてお話ししますのでお楽しみに。
それではまた、同志の皆さんお会いしましょう!
追伸:この日記が公開される時まで私は休暇を取っています。
皆様の質問や懸念にはできる限りお答えしますが、すぐにはお答えできないかもしれませんのでしばらくお待ち下さい。
以上
振り返り感想
水曜に記事製作を始めたものの、あまりにも多すぎて記事にするのに時間がかかってしまいました。
遅くなってしまい申しわけありません😥
誤字脱字等あるかと思いますが、正直なところもう直す気力は無いので
今回の日記についてはこれで一応最終稿ということでお願いします。
(後日時間が取れたら修正を入れるかもしれません。)
…
本音を言ってもいいでしょうか?
これ書いた人、アタオカやろ( -_-)
今回の日記はとんでもない分量(文量)でした。
文章の量も凄まじいですが、画像が116枚とかもう異様としか言えません。
なぜ数回に分けないのかというのが正直なところです。
本文中にもありましたが、多分夏休み入る前に本人はドーパミンをドバドバ垂れ流しながらガーッて書いて予約投稿であとは(゚⊿゚)シラネって感じなんでしょう。
本人はそれで満足かもしれないけど、読み手のこととか何も考えてないんでしょうね。
来週もソ連の続きの日記があるっぽいので今から先が思いやられます( -_-)
それと個人的な事ですが、私、ここ4週間ほど呼吸がうまく出来ないという原因不明の体調不良になっていて、仕事も普段の生活もうまく出来ずぐったりした毎日を過ごしております。
病院にも行って色々と検査もしてもらったんですがどこにも異常なしと言われて帰ってくるだけという…。
発熱とかは全く無いので新型コロナとは無関係なのでしょうがずっと体調が回復しないので困っているところです。
(念の為レントゲン取ってもらったけど肺もちゃんときれいでした。心臓も異常なしでした。)
体調の関係で今後も更新が遅れることがあるかもしれませんが、
サイトは続けていきますのでご了承くださいm(_ _)m
正確を期すよう努めていますが詳細はパラドックスサイトの原文をお読みください。