Hearts of Iron IV 開発者日記第91回 Ver1.3.3の内容その1 2017/2/8

Hearts of Iron IV 開発者日記第91回目を紹介。

今回はVer1.3.3アップデートの内容を紹介。

[記事内の画像はパラドフォーラムより引用]

Hearts of Iron IV 開発者日記 2017年2月8日分 (第91回) Ver1.3.3アップデートの内容その1

今回は最適化とAIについて話すのではなく、完成に近づいている1.3.3パッチに対して取り組んできたバランス調整の問題について主に話す。

インフラストラクチャーは現在、プロヴィンスの工場を建設するコストに影響を与える。
最高レベルのインフラストラクチャーでは、各工場のコストは以前と同じですが、わかりやすさによりわずかなコスト削減があります。
インフラ整備工場のレベルが低い開発途上国では、コストがかかる。高インフラストラクチャーのプロヴィンスでは建設ボーナスが、建設地図モードで表示される。

インフラがreadabilityによりコストが僅かに下がると書いてあったんですが、readabilityは「読みやすさ」のままでは意味が通らず、仕方なく「わかりやすさ」としました。が、これでもこの箇所は意味不明なのでしかたなくそのまま書いてます。

コードの最初の90％が開発時間の最初の90％を占める。コードの残りの10％は、開発時間の90％を占める。

これはBell Labs(ベル研究所)のTom Cargillに起因するソフトウェア開発における有名なジョークです。
これには一定の真実があり、プログラミング以外の領域にも適用されます。あなたが何か新しいものを始めるときはいつも、初期の進歩はかなり早いですが、あなたがそれを続けていくにつれて、それぞれの段階的な改善はより困難かつ困難になります。
HoI4では、生産効率は直線的な成長をしていました。初期生産効率の向上が比較的速くなるように変更しましたが、ラインが効率的になるにつれて速度が低下します。

このグラフでは、古い実装と新しい実装の違いを確認できます。古い実装は、キャップに達するまで順調に効率が向上します。
新しいシステムでは、初期効率の向上は速くなりますが、最大限に達するまでにはさらに時間がかかります。
これはテクノロジーの影響を受けます。つまり、効率の成長速度、上限、下限のすべてが効率成長に影響します。
この変更の主な利点は、高い効率と効率の保持率が今より高い価値を持ち、生産ラインを変更するかどうかをより厳しく考える必要があることです。

戦争目標に対して選んだプロヴィンスのコストだけを考慮して戦争を正当化した。
これは、世界の緊張を下げるために戦争の正当性につき単一の国家を主張するにはあまりにも効率的だったという状況につながった。
戦争の正当化は、あなたが戦争を正当化しようとしている国の大きさに依るようになりました。
これは、大国に対する戦争を正当化すること、それは非常に積極的な動きと見なされることになるため、世界の緊張が大きくなるという効果があります。
複数の国に対して正当化することは、正当化と戦争がすでに関与している戦争のために政治力コストが上昇し、よりコストのかかる案件となった。これは、国家の保障から政治力を排除し、新しく提案された国境を描く。
ある国が戦争中の場合、派閥に加わる彼らの緊張の限界は下がる。これにより、国家は独立保証するよりも早く戦争に介入することができます。

以前は、降伏した国の備蓄品にしかアクセスできませんでした。
これがあまりにも制限的であり非現実的であると感じました。実際には新しい装備品があり、対象国が降伏した際あなたがアクセス可能な国家装備品の％分を取得することが出来ます。
概要画面では最も一般的な機器と残りの詳細カウントのきれいな内訳を提供します。

来週はAI、最適化と他のものについて話す。

以上

感想

今回は1.3.3の変更点を紹介する第1回目でした。
この後数回1.3.3アップデートの内容を紹介する回が続きます。

HoI4 開発者日記第91回 2017年2月8日分は以上となります。