Hearts of Iron IV 開発者日記 第144回目を紹介。
今回は英国の国家方針ツリーが再設計されるという話題について。
[記事内の画像はパラドフォーラムより引用]
Hearts of Iron IV 開発者日記 2018年7月4日分(第144回) 英国の国家方針ツリーの再設計
まず最初にお断りがあります。
今回の開発者日記はいつものpodcatさんとは担当者が異なるせいもあってか、
非常に非常に(大事なことなので二回)、文章が難解なものになっています。。。
特に国家方針ツリーの内部を詳細に見ていく箇所については現実(歴史)の話とゲーム内での話がごちゃごちゃになって書かれており、この上なくわかりにくい( -_-)
正直なところ、全体を通しての訳がまったくうまく行かなかったので
いつもの様に最初から最後まで開発者日記の内容を追いかけて紹介するのは、
私には不可能だと判断しました。
ですのでなんとか分かるところだけの紹介とします。
英国の国家方針ツリーの支部を一つずつ見ていくところは大半が理解不能でしたので省きます。
あいさつ
皆さんこんにちは。
1.6「Ironclad」アップデートとMan the Guns DLCに関する第2回目の開発者日記へようこそ。
私たちのコンテンツデザイナーは、新しいフォーカスツリー(将来的に判明するいくつかのクールなもの)に取り組んでいます。
いつものように、私たちはベースとなる国家方針ツリーのフィードバックをQAに尋ね、それをファンや同僚の意見と照らし合わせました。
ほとんどの苦情は2つのものに集約されています:
- あまりにも国際緊張によって制限がかけられているー様々な国家方針ツリーの選択肢は国際緊張度によって制限されている。
- 代替歴史がない。
結果として、我々はベースとなるツリーの実際の構造自体はそれほど悪くはなかったと感じました。
私たちは日本の木と同じように広範囲のリワークを行う必要はなかったということです。
ドイツのフォーカスツリーのリワークと同じように、基本ツリーはほとんど変更せず、代わりに小さな歴史の追加/変更を行うことを意味し、代替歴史へのルートを追加することに主眼を置いています。
最終結果は次のようになります。
*これはまだ比較的早い案であり、ツリーはさらに変更される可能性があることに注意してください。またあらゆる数値が変更する可能性があります。
- 軍縮のツリーでは、英国は動力化テンプレートを得るために焦点を「A Motorized Army」にする必要があるという主な苦情があった。
- 英国のテンプレートをA Motorized Armyから始めるように変更した。
- これによりフォーカスツリーでより一般的となり、電動化に向けて50%の技術向上をもたらすことになった。
- 「General Rearmament」ツリーにおける2つの新たな焦点は、Special Air Service とChiefs of Staff Committeeという英国の戦争の側面を描く。
- Special Air Serviceはより多くの特殊部隊を補充することを可能にし、David Stirlingを “Commando – Genius”の特性を持つ顧問として解き放つ。
- Chiefs of Staff Committeeは、陸軍、海軍、空軍の経験値取得に加えて、最大コマンドパワー、指令速度、および戦闘計画速度にボーナスを与える。
- 海軍に関して焦点を当てる予定はあるが、このためにはまず最初に他の箇所を完成させる必要がある。
- 英国のフォーカスツリーの帝国に関する支部はほとんど変化していない。
- ただ「Service Overseas」についての焦点が少し良くないので国家の精神に加えて、10%の暑さへの順応が追加された。
- 以前このツリーにあったイラク/イランとUSSR支部との戦争は、まったく別のツリーに移した。
- 「Reinforce the Empire」のツリーは相互排他的な選択肢の一部である。
- このツリーは、英国政府が歴史的に辿ったものよりも更に完全な脱植民化に適しているという「仮説」を表現する。
- しかしツリーの焦点の中には国家の安定性をかなり低下させる傾向があり、また共産主義的支援もわずかに増加する傾向がある。
- 1つのツリー支部は支配権を完全独立に導くことに焦点を当て、宗教に基づく構成要素の中でインドを分割する選択肢を与えている。
- 脱植民地化のプロセスがスピードアップされるが、あなたが解放した国に壊滅的な被害をもたらす可能性がある、アジア大陸での一連の内戦イベントが発生するだろう。
- ポスト植民地時代に強力なインドを望むなら、これは有効な選択肢ではないだろう。
- このツリー支部についてはTFV(Together for Victory)のフォーカスツリーと相互作用をもたせることが難題となる。
- しかし後ほど開発する予定のアイデアがすでにいくつかある。
- もう1つのツリーは、英国が保有するすべての外国領土(北アイルランド、ジブラルタル、香港、フォークランド)を返却するもの。
- このツリー支部の焦点は、植民地時代の政権と植民地政府が撤退することを意味する。
- 脱植民地化が達成された後、イギリスの方が将来の母国よりも良い未来があると思うなら住民の移住が始まる。
- 民主主義のと他のイデオロギーを区別するために、相互に排他的な国家方針に海洋風の名前が付け加えられた。
- 「Steady as She Goes」ではプレイヤーは自国の防衛と宥和に焦点を当てた歴史的な道を歩む事になる。
- あるいは「Peace for Our Time」を選択する。
- 「Steady as She Goes」のルートはあまり変更はない。
- 前述のセキュア・イラク/イランと帝国の道から切り離されたUSSR支部との戦争は、代わりにこの支部へと移された。
- プレイヤーに民主的選択肢を選択するインセンティブを与えるために新たな焦点を1つ追加した。
- 「Prepare for the Inevitable」は、控訴裁判所が部分的に英国の軍隊を築く時間を与えることを意図していたことを盛り込んでいる。
- この焦点は、恒久的に10%の軍事工場の建設速度UPと、5%の工場生産量UPをもたらす。
- しかし、この道を踏み出すことは世界緊張の限界に追いついてしまうことを意味する。
以上
振り返り感想
今回はあまりにも書いてあることがわかりにくく全く理解できませんでした。
というかゲームの話と現実(更に現代のことではなく歴史の話なので余計質が悪い)の話をごちゃまぜにして書くので、
これを書いた人、読み手にわかりやすく伝える気ゼロだろって印象です・・・( -_-)
イギリスの歴史やヨーロッパの戦史に詳しい方ならもっとよりよく理解できるのでしょうが・・・。
今回の話の要点は英国の国家方針ツリーが全面改訂される、それに尽きます。
そしてこの全面改訂ですが、無料コンテンツとして1.6アップデートの対象なのか、それとも有料DLCであるMan the Gunsによって変更されるのかは不明です。
これまでの傾向から考えるとおそらく有料コンテンツとしてリリースされるのではないかと思いますが。。。
今後の開発者日記ですが、どうしても訳せないものを無理して紹介してもよくないので、できる範囲のことを取り扱っていこうと思います。
とはいえ140回以上紹介してきて、ここまで無理だと思ったのは2回目(1回目はドイツ陸軍の歴史を研究してその成果を延々と発表してた回ーあれもたいがいだと思った)。
基本的には開発者日記の内容はそこまで無理なことを書いてないので今後もなるべく全部紹介できるようにやっていきたいと思います。
HoI4 開発者日記 第144回 2018年7月4日分は以上となります。