2019/6/4追記:
開発者日記の読解・解釈がまずかったようで、
次に発売される新DLCの中に枢軸国の装甲車モデルおよびラジオの要素が盛り込まれるのではなく、正しくは
装甲車等の3Dモデルを追加するDLC
Hearts of Iron IV: Axis Armor Pack
と、音楽コンテンツを追加するDLC
Hearts of Iron IV: Radio Pack
が別々にDLCとして発売されるということのようです。
3Dモデルと楽曲のみで合計すれば1,340円と、そこそこの値段となっています。
現在Steamではこれらをまとめ買いすることで割引になるバンドルパック、
Hearts of Iron IV: 3 Year Bundle
が販売されています(セール期間はおそらく6月8日までと思われます)。
15%OFFの1,139円での提供ということですので
気になる方はこちらを検討してみても良さそうですね。
Hearts of Iron IV 開発者日記 第182回目を紹介。
今回もVer1.7アップデート関連のトピックです。
内容を簡単に紹介してみたいと思います。
[記事内の画像はパラドフォーラムより引用]
Hearts of Iron IV 開発者日記 2019年5月29日分(第182回)
冒頭のあいさつ
皆さんこんにちは!
今日は1.7 Hydraのアップデートで何が起きているのかについての情報と、オープンベータをテストし何人かが見つけたクールな新機能についてフォローアップします。
枢軸国の装甲パック
多くのお客様から3Dモデルのユニットパックを作ってほしいと頼まれていましたが、
今ここにあります!
私たちはそのボリュームを大きくしたかったので、枢軸国のすべての主要国に対して乗り物で満たすパック作成に集中することにしました。
今ここにドイツ、イタリア、日本で合計60を超えるモデルがあります。
またこのパックには無料ボーナスとして、これまでColonelエディション(King Tigerなしでは枢軸国の装甲パックを作ることはできませんでした)でのみ利用可能だった8つのドイツ製戦車が含まれています。
国ごとのレンダリングサンプルを次に示します。
私達はまた2Dアートも用意しましたので、製造などの際にその変化を見ることができるでしょう。
総内訳は以下のとおりです。
- 18戦車
- 18駆逐戦車
- 15自走砲
- 8自走式対空砲
- 2機械化兵/ハーフトラック
ラジオパック
人々が求めていたもう一つのことは、より多くの音楽と同様に、以前の事前予約の音楽コンテンツにアクセスする機会を得ることでした。
その要望を実現するため我々は音楽プレーヤーを改良し古いトラックと新しいトラックを「Radio Stations」に編成しました。
これはどのような音楽を聴きたいのかを簡単にコントロールできるようにするためのもので、ステーション全体のオン/オフを切り替えることができます。
また各ステーションは、カスタムのグラフィカルな外観にすることもできます(私の、以前のwinamp改造魂に火がついています!)。
リリース時には「The Radio Pack(ラジオ・パック)」と呼ばれる大きなパックが用意されています。
このパックには、共産主義、ファシスト、同盟国の3つラジオ局がありそれぞれに独特のビジュアルと楽曲があります。
パックには全部で28曲の新曲が入っていて以前の事前予約コンテンツは全部で35曲入っています。
以下がその様子です。
私達は枢軸国のラジオ用に向けて、当時の象徴的なドイツ製ラジオの外観とデザインを合わせることを試みました。
更にボーナスとして我々はHoI2とHoI3より、Hearts of Iron Classicsと称して35の私たちのお気に入りの曲を詰め込みました。
先週Mod製作者たちはどのようにしてmusic modsを実行し、それらをゲーム構造に適合させるかを私に尋ねてきました。
とてもシンプルで柔軟ですので、下のスポイラーをクリックして簡単なガイドを入手してください。
その他1.7関連の情報
1.7 ‘Hydra’
Ver1.7は現在オープンベータ版であり現時点ではかなり安定しているように思われます。
試してみたい場合はこちらをご覧ください。
前回の開発日程以降、私たちはより多くの修正とバランス調整作業を行ってきました。
実際のリリース日はまだ決まっていません。
そしてスウェーデンは社会主義の楽園であるので、私たちは今週(そして来週も)は週3日労働の週となっています。
私はリリース日が分かり次第皆さんにお知らせするつもりですがそれはそれほど遠くはないはずです。
護送船の襲撃バランス
サブ・コンボイの襲撃についてはやや二進一退の状況でした。
護衛艦が間に合うように現れ襲撃者を落胆させるか、あるいは襲撃者は彼らが発見した護送船に対してあまりにも多くの自由支配を得るかになっていました。
我々は潜水艦による護衛活動をもう少し柔軟にし、十分に護衛された船団を攻撃する機会を増やしました。
これにより消耗戦で多くの潜水艦を失うリスクが加わります。
消耗戦はテクノロジー的にもドクトリン的にも有利なプレーヤーにとって、より有利な展開になります。
海軍のバランス
海戦についてはあまりにも決定的であり、あまりにも多くの船、特に前衛部隊が多く沈んでいました。
私たちは船が戦闘を生き延びるチャンスを増やすような変化を起こそうとしました。
それにより、今や戦闘時の集中砲火は少なくなり前衛の後退も素早くなり、全体的な被害も少なくりました。
戦闘時間が長くなるということは統計値に近づくことを意味し、ランダムな結果が少なくなる事を意味します。
船モジュールの減速設定は、歴史的な実際の設定とは十分に関連付けられているものではありませんでした。
ほとんどの船のモジュールでスピードの影響が少なくなっています。
そして他のいくつかはスピードのデバフ効果が追加されています。
これは軽くて速い船に対して、そして歴史的な船の設計により役立つはずです。
一般的に船はもっと速くなり、それゆえもう少し生き残ることができるはずです。
他のモジュールはコミュニティの意見と内部におけるバランス調整の問題に対処するためにいくつか更新をしました。
陸軍司令官のバランス
陸軍司令官の特性が導入されて以来、地上戦闘テクノロジーの重要性を少しばかり減らそうとしてきました。
陸戦における調整の一部を緩和し、そしてさらに研究へと重点を置くため、最も有益だった司令官の特徴の多くはナーフ(弱体化)され、司令官の攻撃・防御における効果は半減されました。
このことは、一般的にはあまり望ましくない特性のいくつかを改善することと相まって、指揮官を育てる様々な選択肢を増やし、そして指揮官の特性を全体的によりインパクトの少ないものへとします。
来週について&3日間戦争
来週はHearts of Iron IVの3周年記念日(!!!)なので、インフルエンサーと一緒に3日間に渡り戦争のストリーム配信を催す予定です。
私、ダニエル、そして更に多くの人々が記憶の旅を行い、HoI4の開発とゲームがどのように変わったかについて話します。
私は古いプレリリースバージョンをアーカイブから探せるかどうか調べてみます。
そして開発日記も記念日に焦点を当てます。
それではまた!
以上
振り返り感想
Ver1.7では戦車や装甲車のモデルが枢軸国に追加され、またミュージック関連のコンテンツが沢山追加されるという内容でした。
また現在開発や調整を行っている内容についても紹介といった感じでしたね。
一部機能・特性がナーフされるとのことですが、これもゲームをより良くするための調整の一貫だと思うので好意的に受け入れてやっていきたいところ。
Ver1.7のリリースはまだ未定とのことですが6月の早い段階でリリースされることに期待したいですね。
HoI4 開発者日記 第182回 2019年5月29日分は以上となります。
正確を期すよう努めていますが詳細はパラドックスサイトの原文をお読みください。