HoI4 開発者日記 第238回 将校軍団#2 2021/6/23

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更新情報

Hearts of Iron IV 開発者日記 第238回目を紹介。

今回は先週の続きで将校を軍団化する機能についての説明#2となっています。

https://forum.paradoxplaza.com/forum/developer-diary/hoi4-dev-diary-officer-corps-2.1480664/

今週の日記担当の方も今回が初めて日記を書くということです。

以下、パラドックスフォーラムの内容を意訳したものとなります。
正確を期すよう努めていますが詳細はパラドックスサイトの原文をお読みください。

[記事内の画像はパラドフォーラムより引用]

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Hearts of Iron IV 開発者日記 2021年6月23日分(第238回)

今回の日記担当はHoI4ゲームデザイナーのC0RAXさんです。

冒頭の挨拶

皆さんこんにちは、C0RAXです。

私が初めて担当するHoI開発者日記では、No Step Back DLCとBarbarossaアップデートの一部として含まれる、軍を個性的にする新しい方法であるOfficer Corps(将校軍団)の第2部を紹介します。

前回の開発者日記では、リーダーシップとアドバイザーを使って軍事部門を専門化する方法について説明しました。
本日は軍の運用方法をカスタマイズするための新機能をご紹介します。
また先週示唆されていた、新しい兵科の経験値をさらに活用することについても紹介します。

Officer Corps Spirits(将校軍団の精神)

皆さんは(先週の日記で出ていた)キラキラしたエンブレムの入った箱はいったい何のためにあるのかと思っていたかもしれません。
それらは新しい将校軍団の精神(スピリット)を表しています。

スピリットとは軍隊や将軍を特別な存在にするための新しい方法であり、師団のデザインにも役立ちます。
各兵科には複数のカテゴリーのスピリットがあり、活動方法の異なる側面に影響を与えます。
ここでは、師団の設計や軍の運用にボーナスを与える陸軍のスピリットを紹介します。
もちろん、このカテゴリーは空軍と海軍の両方でも同様となります。

現在、より直接的な戦闘効果をもたらすレベルのスピリットがあり、戦略に合わせてユニットの特定の部分を改良することができます。
このスピリットを使うことで、スクリーンなしで主力艦をサーフェイスレイダー(陸上襲撃)として使用できるなど、以前は非常に困難だった歴史的な行動を取れるようになります。
また目ざとい読者のために説明すると、師団のスピリットは好みの戦術として選択している場合戦術のウェイトを増加させますが、これについては後ほど説明します。

アカデミースピリット

最後に、陸軍と海軍の最後のカテゴリーであるアカデミースピリットを紹介します。
これまでは指揮官の育成というのは純粋にランダムなものとして行われていました。
アカデミースピリットでは、特定の性格特性に合わせて指揮官を調整したり、特定の方向に向かって指揮官を進化させることができます。
上の画像では、新しい機関士の性格特性を見ることができますが、これは機関士の特性に応じてXP生成にボーナスを与えるものです。
これは先週紹介した顧問の昇進と連動しており、最初から将校集団を調整するための新たな側面を加えています。

新しいスピリットの中には政治的イデオロギーやドクトリンによって制限されているものもありますので、将校軍団の戦略を決める際にはこの点を考慮しなければなりません。

優先戦術

今週の開発者日記の最後は優先戦術についてです。
この新機能は、戦闘中に特定の戦術が使用される可能性に影響を与えるツールです。
これにより戦闘中に有利なマッチアップや完璧なカウンターを得るチャンスを増やすことができます。

これは特定の方法で戦闘を行うことを重視するドクトリンをシミュレートするものですが、テーマ性の強い部隊に対抗するためのツールにもなり得ます。

この新しいウィンドウではドクトリンからアンロックしたすべての戦術が表示され、それらが戦闘にどのような影響を与えるかを確認することができます。
この優先戦術を師団スピリットボーナスと組み合わせれば、優先戦術の効果が2倍になります。よって、戦略の方向性を統一することで、将校軍団の力を最大限に引き出すことができます。

それでは今週はここまでです。また前線でお会いしましょう。C0RAXでした。


以上

振り返り感想

個人的には最後に出てきた優先戦術の要素がとても楽しみです。
これで軍団の特色がより明確化できるので、色々な運用を試しながら遊ぶことができそうですね。

HoI4はゲーム設計の面からもう大きなDLCは作れないと以前開発者日記でも触れられていましたが、ここ数回の次回アップデートに向けた日記の内容を見る限りまだまだ改善が続いていくようなので期待できそうだと感じています。